トコヤル

先週、25セント硬貨のデザインのモデルとなったアティトラン市出身の女性が亡くなった。彼女の横顔の構図で際立つのはやはりトコヤルと呼ばれる頭飾りだと思う。

こちらは先月アティトラン市出身の女性がトコヤルを巻くところを見せてくれると言うので撮らせて貰った際の動画。伝統文化って良いなぁと改めて実感。各地で色の特色がはっきりと分かれているのもグアテマラ民族衣装の魅力だと思う。

まぁ最近は各市で他の市の衣装も売られていて、地域毎の特色は薄れてはきているけど。

マシモン

サンティアゴ・アティトラン市に行った際にマシモンを訪ねた。

現地のツトゥヒル語ではRilaj Mamとなる。なお、マシモンの意味は縛られた男性。Rilaj Mamはおじいさん。ケツァルテナンゴ県スニル市のサン・シモンは何度か見に行ったけどこちらは初めて。

日曜の朝に行ったけど既に結構人がいた。聞いた話によるとマシモンのコフラディアは儲かるので一年で交代したくないと言い張る人も出てくるとか。

今回は儀式は頼まなかったけど、勿論儀式や占いもする。日本でもそうだと思うけど良い占い師、祈祷師は本当に人の細部を見る。だから当たることも多いのかなと思う。結構具体的なことが当たったりもする。

地方の一大産業でもある。気になった人は試してみては如何。なお、10月28日はサン・シモンの日。ということで撮りに行く予定。

ソロラ県の郷土料理

最近は料理の場面を撮る機会が多かった。

今回は5月と8月にソロラ県で撮った動画の紹介。

5月訪問時には色んな料理を見せて貰った。

どれも美味しかったけど特に気になったのが朝に食べたパティンという子魚をトマトソースで和えたもの。こちらは作ったものでは無く、日曜の朝に配達していたものを買った。アティトラン湖畔の町、サンティアゴ・アティトラン市の名物料理とのこと。

このことを同市の友人に聞いたら彼女の家で作るから撮りに来いと言われ、実際に行ったのが8月。

パティンの他にサンティアゴでは好んで食べられるセシナと呼ばれる熟成肉も紹介して貰い満足。

グアテマラ料理も奥が深いと改めて感じた。

アルモロンガ市の郷土料理

シェラ近郊の町アルモロンガの郷土料理をご馳走になった。

チュボフという中にマシャンの葉っぱの中にトマトソースを混ぜたマサとロンガニサと呼ばれるソーセージが入ったもの。照明を使うことが出来ない環境だったので少し難しかったけど、何とか撮れた。

これのほぼ一年前に撮ったのが同じくアルモロンガの郷土料理チョカ。最近はログ撮影をしていることもあるのか色合いは今の方が綺麗。ただ、照明が不十分な所で撮る機会も結構あるのでフルサイズのカメラを購入する必要があるかな。Sony α7SIIIは凄く魅力的だけど、個人的にはやはりLumixが好き。パナソニック、もう少し頑張ってくれないかなぁ。

グアテマラの死神

先日、シェラのすぐ近くに位置するオリンテペケ市の死神を見てきた。

スニルやサンティアゴ・アティトランとかにあるサン・シモンは有名だけどこちらはあまり知られていないと思う。

スニルの場合、祈祷師が何名かいて簡素で安価な儀式をしてくれるけど、ここは本格的なものしかやらないそう。それでも今まで行った儀式よりは大分安い。

死神といっても健康祈願や早死にを防ぐといったお祈りの対象でもある。そういった面ではアマビエとも共通点がある。アテンドしてくれた祈祷師は言わなかったけど呪いや黒魔術の儀式もやっているのは場を見て感じた。

儀式場を見せて貰ったここで夜にやる儀式は結構オカルトなものとなるんだろうなぁと思った。