シパクナーと若者たち

今日公開された動画。シェラの学生にまたナレーションを頼んだ。

ここで出てくる400人の若者というのは厳密に400ではなく、沢山という意味。彼らがその後、星となる。400というのは20×20で20進法のマヤ数字では新たな桁となる数字。なお、20進法となった理由は指の数が合計20本というのが理由だと思うけれど実際20の一つの言い方はjuwinaqでこれは一人の人間の意味。

Popol Wuj続き

ヒメネス神父が書き写したポポルヴフ。現存最古のもの。Sto. Thomás Chuílaとあるけどチュイラはキチェ語でチチカステ(イラクサ)の上という意味。現在のチチカステナンゴ市。

一ページ目がこちら。

この写しからは中々分かりにくいけれどポポルヴフは韻文と散文が入り混じった形で構成されている。これまでの殆どのスペイン語訳版が物語の内容に焦点を当てているため,その点がないがしろにされているのは残念なこと。

レシーノス版もそうであるため,結果として唯一の日本語版である林屋版もそうなってしまっている。

三つの言語による紙芝居プロジェクトのため,改めてしっかりポポルヴフを読んでいるけれど,表現豊かな書籍だと思う。読んでいて情景が頭に浮かんできて司馬遼太郎の峠を読んでいた時の感覚を思い出した。

テッドロックやサム・コロップも指摘している通り,最も普及していると思われるレシーノス版には誤りが結構あるし,このヒメネス神父版をベースにした日本語版を作成したい気持ちはある。

こちらは日本語版の動画。双子の兄弟フナフプーとイシュバランケーがうぬぼれたウクヴ・カキシュを退治しに行く場面を描いたもの。シェラの日本語を学んでいる女の子にナレーションを頼んだ。

Don Matías

田舎にいると季節の移り変わりを感じやすい。今はトウモロコシの収穫の時期が近く実際に今日収穫した世帯もいくつかある。

大分乾燥してきた。

先週末にはカンテル在住の方にインタビューした。聞きたいことは沢山あったけれど、絞って数点。中々面白い話が聞けた。インタビューの一場面。

Popol Wuj

国際デジタル絵本学会の協力の下,ポポル・ブフ第一章の絵本動画を作ってみた。日・西・キチェ語の三つのバージョンを作る予定だけと取り合えずキチェ語バージョン。

Popolは共同体という意味だけどこれはペタテと呼ばれるマット(pop)に由来する。編む様子が人々の交流を表すから共同体となった。ある意味中島みゆきの「糸」に通ずるところがあると思う。

動画作成にあたり色んなバージョンのポポル・ブフを日本語,キチェ語(JICAが協力したものも10年振りに読んだ。),英語,スペイン語で読んだけど一番クオリティが高いのはサム・コロップのスペイン語版かなと感じた。有名なレシーノスのものはサム・コロップが指摘するように詳細が抜けていると思う。キチェ語圏文化に対する理解が高くないとその辺は難しい。実際,今回読み直して如何にこの本がキチェ語圏の文化に密接に関わっているか如実に感じたし。

レシーノス版をベースとした林屋氏の日本語版は素晴らしいけど,本当にこの本を理解するにはサム・コロップ版を訳す必要があるのかな。

ページ番号

不思議な感じがするけど今までLaTeXでページ番号を用いない文書を作ったことがないらしい。今日その必要性に駆られて調べることとなったから。

方法は単純。この一行を入れるのみ。

今週末のスピーチの原稿のドラフト。