Ajq’ijとはマヤの聖職者(sacerdote maya)と訳されるけど,正確には日の人との意味。日は太陽ではなく,日時の方。日時を数える,覚えておく人と捉えることが出来る。
Ajq’ijが儀式を行うのがこういう所。グアテマラでは色んな所で見ることが出来る。
以前述べたけど、キチェ語のノート作成では逆疑問符をよく使う。これはLaTeXでは
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\textquestiondown |
と書くけど何度も書くとなると結構面倒。そこでこのコマンド名を短くする。
厳密にはコマンド名を変更するのではなく、新たな分かりやすく短いコマンドを作成することとなる。つまり
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\newcommand\question{ \textquestiondown} \newcommand\exclam{ \textexclamdown} |
となる。逆感嘆符のコマンドも一緒に作った。
こういう所がLaTeXの便利なところ。逆に独自のマクロ(要はユーザー定義のコマンド)を使わないのであればあまりLaTeXを使う必要は無い。数式だけであればWordも大分マシになったし。
こんな風にノートを作成している。まだタイポが結構あると思う。
LaTeXでキチェ語のノートを作成する様になって使うようになったのがlongtableパッケージ。単語リストとかでページを跨ぐことが多いので。
単語リストの場合は中央寄せにすることが多かったので気付かなかったけど、longtableを使うと意図せずともテーブルが中央寄せになってしまう。つまり左寄せになっていてこう書くと
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\myspaced {\bf ROX CHAK: Chasik'ij uwach le cholaj taq tzij, chatchomanoq, chaq'axej pa kaxlantzij.} \pspace \begin{longtable}{>{\bf}l} Wachi'l, \textquestiondown la at yawab', jas le k'ax chi awech? \\ \ulrt{15cm}{}\\\\ Wal, \textquestiondown jasche kawaj katb'e ruk' le ajkun? \\ \ulrt{15cm}{}\\\\ In k'ax le nujolom, k'o ojratza'm chi wech. \\ \ulrt{15cm}{}\\\\ In k'ax le nupam rumal sib'alaj xinwa' iwir. \\ \ulrt{15cm}{}\\\\ IN na kinb'e taj ruk' le ajkun, rumal na in yawab' taj. \\ \ulrt{15cm}{} \end{longtable} |
で調べたらlongtableの場合は左寄せにすることをオプションで明示する必要があるとのこと。つまり
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\begin{longtable}[l]{>{\bf}l} Wachi'l, \textquestiondown la at yawab', jas le k'ax chi awech? \\ |