AdMobをアプリ登録前に実装する方法(アンドロイド:2017年4月現在)

アンドロイド・アプリにAdMobを実装する際に既にアプリがGoogle Playに登録されていることを前提としていることが多いけど、これが少しやりずらく感じる。というのも登録してからAdMobの広告とアプリをリンクしようとしても、AdMobのデータベースに登録したアプリが現れるのに二、三日要するからだ。全ての作業を一度に行いたいと思うせっかちな人には向かない。。

ということで、広告の実装からアプリ登録前までに行う方法を紹介。この方法だと、その後アプリを登録して、リンクの作業を数日後に行えば良いのでAdMobの実装をアプリ登録数日後まで待つ必要がない。

事前準備として

  • Android Studio 1.0 以降を実行すること
  • Android レベル 9 以降向けに開発すること
  • Android Studio プロジェクト

が求められる。

AdMobのサイトに行きまずは収益化ボタンを押す。

 

収益化のページ上で「新しいアプリを収益化」ボタンを押す。

 

下のページが現れるので

 

「アプリを手動で追加」を選択してアプリ名を記入。それからプラットフォームを選択。

 

「アプリを追加」ボタンをクリック。

広告のフォーマットを選択。それから広告ユニット名の記入。私は単純にアプリ名を記入しているが広告を2つ以上作成する場合は、各々分かりやすい名前を付ける必要がある。

保存したら次の画面が現れるはず。広告ユニットIDを取得出来る。このIDが後ほど必要となる。

「FIREBASEにリンク」をクリック。スキップすることも可能らしいけれど、ここではFIREBASEを利用することとする。

パッケージ名を入力。

これまでに同じパッケージ名を用いたプロジェクトをFirebaseで作成しているなら次の選択肢が現れる。なければプロジェクトを新規作成する。

 

次に1.の「こちら」をクリックして設定ファイル(google-services.json)をダウンロード。

 

Androidプロジェクトにこのファイルを取り込む。Android StudioでProjectを選択。

 

先程保存したgoogle-services.jsonをコピーして

Android Studio上の「app」を選択した上でペーストする。

 

google-services.jsonが「app」下に配置されているはず。

 

「Project」から「Android」に変更して

Projectレベルのbuild.gradleを開く。

上記のコードを記入。

こんな感じ。

 

それからAppレベルのbuild.gradleを開く。

 

まずはこれを

ここに記入。それから

を最後の行として記入。

 

build.gradleを同期する。

 

次にstrings.xmlを開き

先程取得した広告ユニットIDを含むコードを挿入。

 

広告を入れたいアクティビティのレイアウト・ファイルを開いて

を記入。

AdViewのコードも追加する。

 

続いて広告の読み込みに必要なネット接続のパーミッションの取得をマニフェスト・ファイルで行う。

この二行を追加。

 

広告を表示したいアクティビティ(.java)にコードを記入。

まずはインポートするコード。

それからAdViewオブジェクトの宣言。

最後にonCreate内に以下のコードを追加。

分かりやすい場所であれば何処でも。

エミュレータで広告が表示されるか確認してみる。

 

アプリをGoogle Playに登録してから数日後に広告とアプリをAdMob上でリンクする。

「アプリのリンクを設定」をクリックして

アプリを検索して見つかれば選択して終了。色々あるけど慣れれば簡単!

後出しじゃんけん

キチェ語を用いた後出しじゃんけんゲームアプリ開発を始めた。これって脳トレとしても採用されたらしい。

確かに反射神経といった意味合いではそうかも。

少し複雑な要素も入れてみるかな。取り敢えず最初のバージョン出来るだけ早く出したい。