言葉の意味

フクロウはキチェ語で固有の名称がある数少ない鳥類の一種(tukur)。ただ、フクロウというのはそもそもはアメリカ大陸に存在しないはず。その点を先週キチェ語の先生と夕食を共にした時に聞いたら、おそらく元々は他の種を指していた可能性が高いとのこと。

同じことは他の単語でもあり、例えば今では馬を意味するkejは元々、鹿という意味だったそう。現在鹿にはmasatという言葉がある。シェラから車で2時間ほどの所にマサテナンゴという町があるがその語源の一部でもある。やはり言語だけあって、色んな要素や時と共に変化しているんだなぁと感慨深いものがあった。

鳥を意味する象形文字のひとつ。

April Come She Will (補足)

このApril Come She Will、読んで分かる通り倒置法を使っている。この文法が歌詞に深みを持たせていると個人的には思う。

この歌詞の意味って解釈が分かれると思うので触れないけれど、最後のこの一文が大好きだ。

A love once new has now grown old.

生きている実感というかそれに関係のある感情がこの部分を聞く度に湧き出る。生生流転と通じるものがある。単に歳を取ったせいかもしれないけど。

April Come She Will

先日撮った死者の日の動画のBGMとしてサイモン&ガーファンクルのApril Come She Willを取り入れてみた。結構、合っている気がする。

高校時代の三分の二近くはサイモン&ガーファンクルのCDを聞きながら通学していた記憶があるけれど、さすがにそれはないかなぁ。

Xetulul②

Xetululで見ることの出来るマヤ要素。


ハリケーンの語源とも言われているフラカンは恐らくマヤ系言語の中で一番有名な単語かもしれない。フラカンはキチェ語では直訳すればjun raqan、一つの足という意味。

なお、背が高いの高いはキチェ語でnim raqan、低いはnitz raqan。

Xetulul①

物凄く久方ぶりにXetululに行った。

Xetululというのはサポテという果物の(木の)下という意味。キチェ語だ。そこからも推測できる通り、マヤの要素も所々で見られる。