聖書学校

こちらは大体10月の下旬から1月中旬頃まで学校は閉まるということで、休みの期間のスクールというのが沢山ある。水泳や他のスポーツだったり、手芸とか色々種類はあるけれど、どこの地区でもあるだろうと思われるのが聖書学校。要は教会でキリスト教や聖書について学ぼうというもの。

カンテル市の各集落でも行われており、大抵クリスマス・イブの夜に発表会を行う。その様子がコチラ。

未就学児童と

先生の発表

先生と言っても皆、10代半ばから後半の未婚の女の子達。わざわざ未婚とつけるのはここでは未だに10代で結婚する子が多いから。彼女たちの大半は赤ちゃんの頃から知っているのでつい最近まで授業を受ける側だったのにいつの間にか教える側に回ったという印象を受ける。

この子達はラテン・アメリカのグアテマラ国民とは言ってもサルサやメレンゲを始めとしたいわゆるラテン音楽で踊った経験があるわけではないので、よく見ると体の動きが異なる。腰の動きとステップは先住民の伝統的な踊りであるソンの動きだ。

目に見えないもの④

昨日はオホについて書いたけど、その他にも特に子供が驚いた時に発症するススト等の病気がある。

こちらの昔ながらの助産婦(女性のみなので助産師よりは助産婦、comadronaの方が正確)ももちろん、そういったことには精通しているけどあまり治療には手を出さないと思う。分業(division of labor)がしっかりしていて、且つ各々が相互作用的に繋がっていることもあり、マルクスとデュルケムの実例だと15年ほど前に感じた。

知っている限り先住民文化では主に7つの職種の人々がインディヘナの健康に関わってくる。

1.薬剤師

2.個人経営の看護婦

3.助産婦

4.整体・整骨師

5.医師

6.呪術師

順序が滅茶苦茶になってきたけれど近いうちにこれらについてもう少し詳しく書いてみたい。