Nahualá①

キチェ語の先生の出身地であるソロラ県ナワラ市。ここでもキチェ語が話されている。


I’k Café。正式な綴りではないので何とも言えないけど恐らくIk’ kape、ムーン・カフェといったところ。

ナワル市では地元のラジオ曲Nawal Estéreoも訪問した。

Santa Catarina Ixtahuacán①

ソロラ県のサンタ・カタリーナ・イシュタワカン市。ソロラ県ではカクチケル語やツトゥヒル語が喋られている市もあるけど、ここではキチェ語が喋られている。


こんな名前のネット・カフェがあった。tzununとはスペイン語で言うcolibri、つまりハチドリを指す。鳥はtz’ikinで特定の種に対するキチェ語の単語としては他にケツァル(q’uq’)がある。

Totonicapán

トトニカパン県の県都であるトトニカパン市。先住民の英雄であるアタナシオ・ツル(Atanasio Tzul)の出身地。グアテマラ市にも彼の名を冠した道路がある。

ゴミ問題等に関する啓発壁画。グアテマラの殆どの場所同様、環境問題は深刻だ。

Aj Q’ij

Aj Q’ijとはマヤの聖職者(sacerdote maya)と訳される場合が多いけれど、実際には英語のDaykeeperの方が正しいと思う。

イシムチェ遺跡ではそのAj Q’ijによる儀式に出会った。今回は女性の夫が他の人の悪意により健康上の問題を抱えてしまい、それがこのAj Q’ijにより解決したので神(キリスト教の神ではなく、神道上の神々の方がニュアンス的には近い)に感謝するための祈り。しっかりと許可をとって撮影。観光客向けの儀式ではないため、他のAj Q’ijの儀式では断られたりもした。このAj Q’ijはキチェ県出身でキチェ語で儀式を行っている。儀式の終わりにSeñorと言っているがこれはイエス・キリストを指す(確認した訳ではないので確実ではないけれど)。日本の神仏習合と似たグアテマラのシンクレティズムの一例だ。

この動画では見られないけどAj Q’ijの儀式ではカゴをほどく場面に出くわすこともある。これは問題を抱えてがんじがらめになっていたり、手錠を掛けられている人を自由にするという意味合いがある。