改めて写真で見るとあまりそんな風には見えないけれど,いつも一緒にいる子供達といることで結構幸せそうな仕草をしていた。
chanimは今,
sib’alajはとても,沢山,
kikotikは幸せという状態,
pa le rachochで彼・彼女の家
という意味。文章の訳はタイトル通り。
最近見つけたキチェ語の辞書によるとインターネットはnimk’atzと言うそうだ。
nimは大きい、k’atzは網、ウェブという意味なので大きなネットワークとなる。
辞書自体が科学技術に特化した新語(neologismo)に特化したものなので、流石にインターネットという言葉がエントリーに入っていないとと意味が無いと思ったのかどうかは分からないけど、少なくともnimk’atzという言葉を聞いたことがない。皆、internet、インテルネットと言っている。
アメリカでスペイン語を習い始めた時に教科書にインターネットをred mundialと言うと習ったことを思い出した。これもまぁ、間違いではないのだけど厳密にインターネットとred mundialが同義かどうかと言われれば違うと思う。
しかし、キチェ族の若い子は皆フェイスブックが大好き。また、写真(wachib’al)も大好き。こんな感じ(これは本人に許可を貰った上で掲載。)
中学校を出ることが出来なかった子達がFacebook上で拙いながらもスペイン語で文章を書くということは今後の先住民文化に大きな変化を及ぼす可能性が高いと思う。長期的に見ればFacebookを始めとしたSNSの先住民文化の影響はスペイン人の到来、カトリックへの改宗と似たようなものとなる可能性も否定は出来ない。
キチェ語を含む先住民言語保護の観点からはprosとconsが入り混じっていて複雑。インターネットの普及はネット上で伝えられることの少ない先住民言語等はどんどん忘れさられてゆく可能性もあれば、インターネットというインフラを普及活動に用いることも出来る。今のところ前者の可能性の方が高いのけど。
キチェ語を話すと分かると”in lak’ech”(インラケチ)って知ってるとかどういう意味?と聞かれることがこれまでに数回あった。なんでも「マヤ語」で
私はもう一人のあなた
という意味らしい。
キチェ語でも「in」が私(英語でいうIの私)という点では当てはまるけど,in lak’echというのは聞いたことがない。
少し調べてみるとニューエージ的な考えであると分かる。in lak’echという表現が実際にマヤ系言語で存在するか否かは他の言語を知らないので何とも言えないけど「マヤ語」と言っている時点で主張そのものが間違っている様な気が。
印欧祖語の話をしている様なものでとなると,コロンブスのアメリカ大陸「発見」よりも古代ギリシャ文明よりも遥か昔の話をしていることとなる。まぁ,マヤにもproto-mayaという仮説上の統一言語はあるけれど。
in lak’echについては語ることは特に無いけど,キチェ語でいいなと思う表現を一つ紹介:
¿Jas kub’i’j ak’u’x?
直訳すると君(スペイン語のtúやフランス語のtu)の心臓は何と言っているの?で迷いがある時や煮え切らない時に「どうしたいの?」という意味で使う。
ak’u’xはカンテルではawanima’でも大丈夫。anima’も心臓の意味。なので目上の人に対しては
¿Jas kub’i’j k’u’x/anima’ la?
となる。まぁ,目上の人に対してはこういう質問はしないかな。
テキストの背景色を半透明にしてみた。
cssで以下の様に書く。大抵の場合は書き換えると言った方が正しいのかな。
1 2 3 |
#page { background-color: rgba( 255, 255, 233, 0.75 ); } |
これで背景の画像が見られる様になった!
次はRubyGemsのインストール。
まずは移動する。
1 |
cd ~/kotzij/src |
それからRubyGemsをダウンロード。こちらもTwitter Botを作成した当時のバージョンをインストールする。
1 |
wget rubygems.org/rubygems/rubygems-2.6.13.tgz |
解凍して
1 |
tar xvzf rubygems-2.6.13.tgz |
移動して
1 |
cd rubygems-2.6.13 |
インストール。
1 |
ruby setup.rb |
の予定だったけどエラーが出た。
1 |
Rubygems now requires Ruby 1.8.7 or later |
要は先にインストールしたRuby 2.3.3ではなくデフォルトの1.8.5を使っているからこうなってしまう。なのでこうすればOK。
1 |
$HOME/kotzij/bin/ruby setup.rb |
インストール出来たかの確認。
1 2 |
gem -v 2.6.13 |
Heroku用に作ったGemfileを作成しているのでbundlerだけインストールして他のgemはbundler経由でインストールする。各gemのバージョン管理もその方が楽。
ということでまずはbundlerのインストール。
1 |
gem install bundler |
インストール出来た筈なのに
1 |
bundle -v |
で
1 |
bundle: command not found |
となってしまう。
1 |
gem env |
で見られるEXECUTABLE DIRECTORYにパスを通すとbundleが使える様になった。
1 2 |
bundle -v Bundler version 1.15.4 |
次に
1 |
bundle init |
と叩くとGemfileが作成される。
これに使用したいgemを記述する。以前作ったGemfileの内容は
1 2 3 4 |
source 'https://rubygems.org' gem 'sinatra' gem 'twitter', '5.17.0' gem 'google_drive', '2.1.5' |
だったので今回も同じ様に。
Gemfileに記述したgemをbundle経由でインストール。
1 |
bundle install |
インストール出来たか確認してみる。
1 |
gem list |
記述したgemがリストに載っていればOK。