卒業式①

少し遅くなってけれど10月28日に国立サン・カルロス大学言語学習センター(CALUSAC)のキチェ語クラスの卒業式があった。

キチェ語では全てで12のレベルがあり、一年で4コースあるので通常は足掛け3年で卒業となる。

まぁ、今回の二人の卒業生はそもそもネイティブのキチェ語話者なのでレベル1から始めたとは思えないけれど。

マリンバの演奏もあった。

以下卒業式から。


トルティージャ

トルティージャは先住民の間では欠かすことの出来ない食べ物。日本の白米と違うなぁと思うことのひとつが彼らがライス、焼きそば(チャオミン)やパン等の炭水化物系の食べ物があっても必ずトルティージャ若しくはタマルを食べること。

トルティージャはやはり薪ストーブで焼いた方が美味しい。

こんな風に作る。



最近雨が結構降っていて薪も湿っていた。その場合はこうやってストーブの上で乾かす。

死者の日②

死者の日に地元の男性にその意味についてキチェ語で語ってもらった。カンテルのキチェ語はソロラ県やキチェ県のものと比べスペイン語単語を使用頻度が若干高いと思う。

宗教

昨日の子供の日に関する投稿で教会に言及したけどグアテマラ西部の先住民の大半はカトリックではなく福音派(evangelical/evangélico)だ。

カトリックから福音派に移った理由は色々あるけれど、現在ではまぁとにかく教会の数が多い。それだけ良いビジネスということは否定出来ないと思う。まぁ、この教会は昔からあるし、そもそも営利目的で出来る程の規模でもないけれど。

今回の昼食会の様な集まりでは必ずお祈りがある。一部の地域を覗いて一神教であるキリスト教が浸透しているグアテマラではあまり、マヤの宗教(観)に触れられることはない。それでも呪いの儀式とかはしっかりと信じられているけど。

まぁともかくそのお祈りの一場面。

死者の日①

11月1日はグアテマラでは死者の日。日本で言うお盆だ。

この日は皆、揃ってお墓に行きお花を供える。死者の日と言えば有名なのはサンティアゴ・サカテペケスの凧揚げが有名だけど凧揚げ自体は全国各地で行われる。

もちろんカンテルでも。

普段は車で墓場まで行けるけど、この日は中央広場まで。そこからは歩いて行くこととなった。

ものすごく混んでいた。子供達は皆、凧揚げに興じていた。これだけ楽しんで貰えれば今は亡き人たちも嬉しいのでは。

一つ目の動画には昨日紹介したノルウェイの子が凧揚げを手伝っている場面が見られる。

夕方に差し掛かり景色が変わって来たので何本か撮った。