Alfabetizaciónとは識字のこと。
今日の毎日新聞に90歳の女性が2年前の88歳の時に一念発起して漢字を夜間中学で学び、今回初めて年賀状を書いたという記事が掲載された。
素晴らしいと思う。また、この女性の笑顔が素敵。
日本ではこういった話はメディアに取り上げられやすいけど、文盲の人はグアテマラではまだまだ多く、関連コースを終了したということが定期的にニュースに取り上げられても、注目度は低いと感じる。
個人的に読み書きが出来ない人というのを結構知っているせいか、こういうニュースを聞くと色んなことを考える。ただ、今回一番関心を引いたのは恐らく
「人前で涙を見せるのは嫌い」
という一文。
今、日本では逆の価値観を抱いている人が少なくないと感じる。この女性の様に考えるべきとまでは思わないけれど、私も彼女に同調する。
人前で泣くことをどう捉えるかは各々の美意識にも関わることなので何とも言えないけど、「泣ける映画だから見に行くとか」、「これを読んで・見て泣かない人はおかしい」とか言う人達は本当に頭が悪いと感じる。そんなの人それぞれだし、あまりにも想像力が欠如しているんじゃないかなぁと思ってしまう。私はどの視点からも頭が良い人間ではないけど、それでもこういう人達程頭が悪くはないかな。自分で考えるという習慣があるかないかの違いではないか。