キチェ語のノートで作文を書く時に、元々ある複数行の下線の上に書き込む時下線の長さを統一させたい。それ自体はulemパッケージのulineを使って\hfillを文末に入れれば出来るけど、テキストの色と下線の色が異なる場合改行の問題が生じる。
soulパッケージのulコマンドは下線とテキストの色を比較的簡単に変えられるけど\hfillが使えないので最終行の下線の長さを調整出来ない。今回の様なケースで下線を使うことがLaTeXでは少ないのか、例が見当たらなかった。まぁ、大抵の人はワード等を使うだろうし。
で最終的にulemパッケージを用いつつ新たなマクロを作成した。ulemパッケージの説明書に参照しつつ
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\newcommand\temp{\bgroup\color{red}\markoverwith {\color{black}{\rule[-0.5ex]{2pt}{.5pt}}}\ULon} \newcommand\rul[1]{ \temp{#1\hfill}} |
こう書いた。下記の様に使う。
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\rul{Xa kitzij xk'oje wi uwinaqirik. Chiwinaqir ulew: --Ulew! Xecha. Lib'aj chi' xwinaqirik: k'eje ri xa ta sutz', xa mayul uwinaqirik, chi k'u pupuje'ik.} |