昨日の続き。
サン・アンドレス・シェクル市の人口における先住民の割合が高いのは分かったけど、そもそもトトニカパン県内の他市はどうなのか。トトニカパン自体が先住民が多いという印象が元々ある。
調べてみた。
他の市も総じて高いことが分かる。中にはサン・アンドレスより高い所も。
0801からそれぞれ
- トトニカパン市
- サン・クリストバル・トトニカパン市
- サン・フランシスコ・エル・アルト市
- サン・アンドレス・シェクル市
- モモステナンゴ市
- サンタ・マリア・チキムラ市
- サンタ・ルシア・ラ・レフォルマ市
- サン・バルトロ市
となっている。これだけ先住民の割合が高い県なのに聖人の名を冠した市が8市中6市。カトリックの影響は強い。
トトニカパン県全体の民族別の割合はこうなっている。
キチェ族以外の先住民、特にマム族、カクチケル族やケクチ族もいるけれど、割合としてはごく僅か。やっぱり、経済的な意味合いからもわざわざトトニカパン県に移ろうという人は少ないんだろうと思う。