三角関数

最近このテーマの問題について聞かれることが多かったけど、関連して昨日は円周率の話。中学生なので円周率が3.14…ということと、それがつまり3から4の間ということについて。

確かガウスが何か言っていたなぁとか考えていたら東大で関連した入試問題があったことに気づいた。

円周率が3.05より大きいことを証明せよ

これ自体は三角関数と余弦定理を知っていれば比較的簡単に解けると思う。で今回のテーマにピッタリ。日本では高校数学では電卓は使わないと思うのでその場合正8角形か正12角形で解くのかな。電卓が使えるこちらではもっと細かくして円周率により近い証明が出来る。

これってこちらの高校生も解けるのかな?余弦定理はこちらの私立学校であれば中三レベルでもカバーしているけど余弦定理を必要とする論理に辿り着くかどうかが分からない。

面白い問題だし今後のために遊び心でこんなものを作ってみた。

TeXコードはこちら。ベクター素材が必要な方は連絡ください。

Underbrace

キチェ語のクラスはもうCALUSACの教科書3冊の勉強は終わったので、今は先生が持ってくるテキストの読解が中心。

文法も結構難しくなってきたので分析をしっかりするようにしている。で各パーツを分類するのにアンダーブレースを使っているけれど、アルファベットの場合文字によってアンダーブレースの位置がずれてしまって見栄えが良くない。

これの解決には

を使う。こんな風に書くと

きれいに出力される。一例:

LaTeX: 脚注に関する備忘録

今まで気づかなかったのが不思議だけどLaTeXで改ページを挿入した場合、ページを使い切らない時に脚注がページの下部に留まらないことに気付いた。

つまり
こうなってしまう。

色々調べたらfootmiscパッケージ使うことでこの問題を解決出来る。

こうすると脚注がページの埋まり具合に関係なく脚注が下部に留まる。実行結果はコチラ

脚注はこれまで論文で何度も使っているので今まで気づかなかったのが本当に不思議。

LaTeX: 複数行にまたがる下線の幅の統一(テキストと下線の色が異なる場合)

キチェ語のノートで作文を書く時に、元々ある複数行の下線の上に書き込む時下線の長さを統一させたい。それ自体はulemパッケージのulineを使って\hfillを文末に入れれば出来るけど、テキストの色と下線の色が異なる場合改行の問題が生じる。

soulパッケージのulコマンドは下線とテキストの色を比較的簡単に変えられるけど\hfillが使えないので最終行の下線の長さを調整出来ない。今回の様なケースで下線を使うことがLaTeXでは少ないのか、例が見当たらなかった。まぁ、大抵の人はワード等を使うだろうし。

で最終的にulemパッケージを用いつつ新たなマクロを作成した。ulemパッケージの説明書に参照しつつ

こう書いた。下記の様に使う。

他のコマンドも含めた.texファイルはコチラ。出力結果はコッチ

LaTeX: 特定の列の書式変更

キチェ語のノートを作成する際に多用しているコト。これもあまり論文では使わない。

まずは特定の列だけ太文字にする方法。例えば左から2列目だけ太文字にしたい場合

とする。つまり

で様式を指定している。特定の列の文字色を変えたいのであれば

をその列の前に書く。

例えばこう書くと

下の結果となる。